強く、儚い者。

「大丈夫かよ?」
 俺の問いに、頷く彼女の細い肩は震えていて。
 彼女は、強かった。両親が死んで、独りになって。それでも、笑っていた。涙は見せなかった。
 いつも、明るかったんだ。バカみたいにへらへら笑って、友達と冗談を言い合う。
 けれど、
「俺が、護ってやるから」
 その言葉に、また1つ、頷く。
 彼女は、強くなんかない。そう、思わされていただけ。だって、今は、こんなにも儚い。
「絶対、護るから」
 また1つ、頷いてみせて、背中に回された手が痛いくらい俺を締め付けた。
 彼女が背負うには、重すぎる運命と心の傷。
 まるで、その全てを俺に知らせようとしているかのように、彼女は、きつく俺にしがみついていた。





あとがき:
更新に困ってブログに書いた小説です(爆)
良い加減更新しないと、サイトが消されちゃいますから(汗)
この話は、タイトルのまま、Coccoさんの曲から。
だからって、曲の雰囲気にあってるかどうかは怪しいものですが。
そして、激しく短いと。
もうちょっと状況見て、長めの話を書けるようになりたいです。
〔2006.9.22〕